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ボストン電池情報です。 98年になりましたが、テスト情報をアップするまでこのページを続けます。 ホリデーシーズンと呼ばれる11月末〜新年にかけて、エナジャイザーとデュラセルはし烈なコマーシャル合戦を繰り広げました。デュラセルはジェネレーションの異なる3組みの双子を登場させて、ラジカセや懐中電灯、電動ぬいぐるみを持たせます。そのうち音楽がバッテリー切れの時のようにふにゃふにゃに、、で「見た目は同じ、でも中身が違う」と乾電池まるみえのラジカセを見せつけると、一方はデュラセル、もう一方はエナジャイザー。メーカーもはっきりわかります。対するエナジャイザーは、こわ持ての男がウソ発見器を持ち出してユーザーに「デュラセルより15%長持ちするバッテリーはどっち?」と問いかけます。嘘をつくと、ピンクのバニー(エナジャイザーのイメージマスコット)が粉々に。でも必ず「エナジャイザー」と答えでTrueになり、バニーは救われる。で、バニー嫌いのこの男は「Next, pink!」と毒づくというもの。そんなに嫌いならそのまま粉々にしてもいいんですが、そこはそれ、お約束ということで。 どっちのコマーシャルが好きかというと、ラジカセ持って呆けて踊る双子も好きだし、バニー嫌いの男も好き。ほんとのとこ、どっちが長持ちなんでしょうねえ。アメリカの比較広告は他にもいっぱいあります。これも集めてみようかしらん。 98/01/05 Emiko デュラセルの新しいバッテリーは、TIの特許を使用していて、大容量が自慢だそうです。 97/08/23追加 ちょっと前の話で恐縮ですが、日経トレンディ8月号に富士フィルムの新しい乾電池の広告がのっていました。情報をファイルに記録しておいたのですが、その媒体ごと中身が飛んでしまったので、今、記憶を手繰りながら書いています。確か7月発売。容量もずっと大きくなっていたはずです。デザインも、配色は従来通り金と緑ですが、一新しています。Energizerと書かれています。これ製品名かと思ったらアメリカではどの電池にも書いてあるんですね。ちなみに、富士フィルムの電池は今までもそうですがアメリカ製です。言葉のニュアンスはわかりますが、辞書にものってないです。 そうそう、パナ金USA版のクーポン券がチラシにあったので大切にとってあるんですが、どこにも売っていません。こちらでみかけるのはエヴァレディかデュラセルばかりです。 見つけたので写真を撮りました。 97/08/23 Emiko ボストンから北へ1時間ちょっと、95号線を上ったところにメーン州のKitteryがあります。ここは知る人ぞ知るアウトレットモールの溜まり場。中でもTradingPostはアウトドア派の人には超有名なお店。 そんな店で見つけたのがこれ、バッテリーセーバー。Tender社というところから出ています。正極と負極に塗るだけで、バッテリーが長持ちと書いてありますが、実際どの程度効果があるのかわかりません。塗る前と塗ってからとでバッテリーチェッカーで測ったのですが、変化はありませんでした。$1.79と大した値段でないので、気になった方は買ってみるといいと思います。 私、こういうの大好きです。 97/08/11追加 Emiko 6月は幕張でPC関係のイベントが続いてます。私はといえば、1週目のNetWorld+Interop、2週目のIBM総合フェアに行き、そして、さ来週のWindows World Expo '97も行く予定です。そんな幕張通いで見つけたのはプレナ幕張3F、新星堂の100円電池。パナソニックの逆輸入モノで2本100円。デザインが違うので、厳密にはパナ金とは呼べません。 期限は2000年7月、これはC&Vと同じ日本の期限より1年延長されています。どうやら、基準が違うみたいです(*1)。この電池の話に戻りますが、日本製のと比べ、印字が大きいのが良いです。日本製パナ金は字が小さいうえに刻印のみなので、チェックが面倒。アメリカのと同じにしてほしいです。 さて、テスト結果ですが、いつものテスト方法で37枚撮れました。気温が24℃だったため、春の乾電池王の数字とは一概に比較できません。むしろ気温が高いにもかかわらずいい結果でないのがひっかかりますが、幕張ならWindows World Expoついでにいかが? パナ金は1本120円くらいが相場なので、相対価格としては特におすすめという訳ではありません。幕張にお立ち寄りの際はチェックしてみてはいかがでしょう。 その後、明屋書店 西五反田店のカウンターでも見つけました。2本で税込み100円という値段も同じです。 97/06/29 追加 6月15日の朝日新聞朝刊に、マクセルの新乾電池発売の広告が掲載されていました。乾電池の一面広告って珍しい。30%性能アップだそうなので、春の乾電池王の数字で単純計算すると、92*1.3=120枚!のダントツトップということになります。今から市場に出回るのが楽しみですが、乾電池王は安さもポイントなので(しつこい)、アルカリ1の時と同様、安く入手できるまで待ちたいと思います。安値情報をお持ちの方、情報待ってます。 なお、従来製品との区別の仕方ですが、デザインは変わらないので、期限が99年7月以降というのでチェックするとよいでしょう。 *1 JIS C 8500-1996によると明記が規定されているのは使用推奨期限。一方、国際規格であるIEC86で規定されているのは保証満了期限。どちらも具体的な年数は定めていません。勝手に想像すると、使用推奨期限は「これまでに使った方がよかですよ」、保証満了期限は「これ過ぎたら点かんでも知らんもんね」ではないかと思います。この差が1年じゃないかと。 97/06/16 Emiko 電池の世界はやっぱり奥が深い。あの定められた規格の中で、最高を求めて新製品開発に取り組む姿勢はF-1さながら。集電棒の長さや電解液、ガスを逃がす穴の数から大きさに至るまで、全ては研究しつくされています。1つ1つの部品が全てそこにあるべき意味を持つ。分解するとわかりますが、すごい技術です。アルカリ電池の分解は危険なので、良い子の皆さんは真似しちゃだめですよ。 知れば知るほど、乾電池のすごさを実感します。 さあ、春の乾電池王の発表です。テーマは「100円電池」。
今回は2本で100円もしくはそれ以下という電池をそろえてテストしました。春の新製品はまだ出まわっていません。アルカリ1の時もそうですが、乾電池王は安さも重要。 テスト結果
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