ひと口にジャガイモと言っても、その用途は食用、加工用などさまざま。で、 用途が変われば品種も違う。たとえば市場で見かけるメークインとか男爵などは、 皮の色とか、外観のきれいさなどがだいじ。 これに対してポテトチップやフライドポテトに使われるジャガイモは、食べた 時のほくほく感を出すために、でんぷん質が多く、さらにスライスした時の 形を整える点から、丸っぽくてでこぼこが浅いトヨシロ、ユキジロ、 ホッカイコガネなどが使われています。あと、男爵も使われているようです。
参考資料:野菜園芸大百科 13 ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、ナガイモ、レンコン, 農文協編, 農山漁村文化協会出版

パルマンティエはもともと18世紀ごろフランスにジャガイモを広めた人の名前。 よほどジャガイモが好きだったんだろうなあ、と思ったらそれだけでもないらしい。 飢饉で苦しむ人たちに、栄養があって保存もきくジャガイモを食わせようという ことでドイツで栽培されていたのを取り込んだそうだ。ここら辺の詳しいエピソードは 「食事のエスプリ」に詳しいので、興味のある方はそちらを参照されたい。 北の方で広まったというのはそういうことらしい。プロバンス料理で 有名なジャガイモ料理って思い浮かばないし。 Parmentierとつく料理で有名なのは、hachis parmentier。ひき肉とマッシュポテトの 重ね焼きのこと。
参考資料:ロベール仏和大辞典, 小学館
食事のエスプリ フランス料理の本 4 野菜、卵料理, 辻静雄, 講談社

emiko註；ガルシニアのダイエットへの効果はおいしくダイエットをご覧ください。 さて、ガルシニアの種類について。ガルシニアには10種類ほど食べたり薬（と言ってもアロエみたいな使われ方）になる親戚がいます。 ただ１つ有名な親戚以外はあまり味についての評価は高くないようです。さて、その有名な親戚とは・・・学名 Garcinia mangostana L.、そう、マンゴスチンのことです。そういえば、ヨーグルトについてるガルシニアの絵も、言われてみると似てますね。
参考資料:世界有用植物事典、平凡社